恒例のT-BOX企画、今年も開催です。
今年はT-BOXさんの「スペースB」にて、コンパクトなスペースを活かした構成にて展示いたします。同時にお隣のスペースAでは、絵描きの先輩である渡辺つぶらさんの個展も開催予定です。
銀座線京橋駅からすぐ、東京駅から徒歩圏内の便利な場所にありますので、ぜひお立ち寄りください。
今年は風景画、特に海辺の情景をテーマに取り組みました。
海沿いの街で暮らしてきたことで、今更ながら海というモチーフの奥深さに気づきました。この10年間探求してきた版画技法とテーマが、ようやく調和し始めたことを嬉しく感じています。
今回のタイトル「無意味の此岸(しがん)」。少し大げさなタイトルに聞こえるかもしれませんが、こちらについては稿を改めたいと思います。前回はギャラリーさんの意向もあって、展覧会についての「ステートメント」を作成しましたが、反響があったりしたので、ちょっと楽しくなってしまいました。
何より肝心の作品がまだ準備段階ゆえ、鋭意制作させていただきます。(これから!)
(内藤)
内藤瑶子展「無意味の此岸」
Yoko Naito Solo Exhibition “The Other Shore of Meaninglessness”
会期 | Dates:
2024年11月8日(金)~11月19日(火)
November 8 (Fri) – November 19 (Tue), 2024
平日 | Weekdays: 11:00~19:00
土日 | Weekends: 11:00~17:00
水・木は休廊 | Closed on Wednesdays & Thursdays
📍会場 | Venue:
T-BOX
東京都中央区八重洲2-8-10 松岡八重洲ビル3F
Matsuoka Yaesu Building 3F, 2-8-10 Yaesu, Chuo-ku, Tokyo
Tel & Fax: 03-5200-5201
https://www.tbox.co.jp
日常や現実に内在する虚無感や、普段は見過ごされがちな無意味さ。自分もいい歳になってきて、こういう白い目で見られそうなテーマを堂々と掲げてもいいのではないかと思うようになりました。一方で、ニヒルを気取るにしては、価値や意味の成り立ちに対して執拗なこだわりを残す自分にも気づきます。(内藤)
The sense of nothingness inherent in daily life and reality, the meaninglessness that is often overlooked. As I’ve grown older, I’ve come to think that it’s okay to proudly address such themes, even if they might be frowned upon. On the other hand, I also realize that despite trying to adopt a nihilistic attitude, I remain persistently fixated on the value and formation of meaning. (Naito)
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